INTERVIEW

卒業生インタビュー

橘 久美子様

橘 久美子

Tachibana Kumiko

兵庫大学短期大学部

保育科第一部
1999年卒業(43期生)

多くの興味深い授業から学びを得て、
「保育士になりたい」という夢を実現。

ドリームキューピット保育園の園長として園の運営や業務管理、行政や保護者とのコミュニケーション、さらには職員育成にも携わる橘久美子さま。すでに園長として2024年4月で14年、保育士としては25年のキャリアをお持ちの橘さまに話を聞きました。

矢印

学生時代を振り返って

子どもが好きで中学生の頃から「保育士になりたい」という夢を持っていました。それに加えて、音楽と体育が好きでピアノを弾いたり、歌を歌ったり、運動するのが好きだったんです。この両方を生かせるのが保育士の仕事でした。
短期大学部ではさまざまな授業を受講することに夢中だったのを覚えています。高校時代は苦手教科に苦戦することもありましたが、短大では自分が興味を持っている授業ばかりだったので、難しい授業も諦めずに一つひとつ理解を深めることができ、充実した日々を過ごすことができました。
特に実習は思い出深く、実際に子どもたちとふれあい、保育士や幼稚園教諭の先生方の子どもたちへの関わり方や仕事内容を学べた経験は、実際に保育士になってから大いに役立ちました。

橘 久美子様 学生時代を振り返って画像

学生時代の学び

教育原理の授業がとても難しく、試験もかなり準備したと記憶しています。あと、赤ちゃんの人形をお風呂に入れたり、離乳食を作る授業をとても鮮明に覚えています。

授業の合間に友人とよく過ごしたのは芝生広場。さまざまな話題を楽しく話していました。特に春や秋は太陽の日差しも心地よく、友人と他愛ない会話をしながら過ごす時間が楽しかったのと、大学のすぐ近くにパスタ屋さんとお好み焼き屋さんがあって、友人とよく行ったのを覚えています。

学生時代のキャンパスの様子

キャンパス内には今と変わらないぐらいさまざまな植物や木々、そして芝生の広場が広がり、自然豊かで心地よい環境が広がっていました。久しぶりにキャンパスを訪れてみると、やはり自然に囲まれた開放的な雰囲気が大好きですね。また、キャンパス内には附属幼稚園も隣接しており、子どもたちがイキイキと遊ぶ姿を間近で見られ、保育の現場を身近に感じながら学生生活を過ごすことができる環境も魅力でした。
あと、スクールバスが開通していたのには驚きました。私は東加古川駅から歩いて通っていたので、常に電車の到着時間から逆算してキャンパスを出発したり、発車時間ギリギリになって焦って駅まで走った記憶があります。

橘 久美子様 学生時代のキャンパスの様子画像

現在の大学のイメージ、印象

後輩にあたる保育士に聞くと、こども福祉学科(2023年4月に教育学科へ改組)で「子ども大学」が開催されているそうです。「子ども大学」では地域の親子と交流する機会が設けられており、さまざまな遊びを通して交流を深めているといいます。このような取り組みを見ても、大学や短期大学部が地域に根ざした活動に取り組み、それを地域の皆さまが好意的に認識してくださっていると感じます。

また、私の学生時代にはありませんでしたが、短期大学部保育科でも課外授業を通して地域の皆さまと交流する機会があると聞きました。大学の中だけでは得られない現場の学びを得られる素晴らしい取り組みですね。兵庫大学や短期大学部は地元に溶け込み、地域に貢献する活動に取り組んでいるイメージを持っています。

橘 久美子様 現在の大学のイメージ、印象画像
橘 久美子様

大学30周年、短期大学部70周年を迎える母校にメッセージ

このたびは記念すべき30周年並びに70周年を迎えられますこと、心よりお祝い申し上げます。兵庫大学短期大学部で過ごした2年間の学生生活は、夢を抱く友人と出会い、同じ目標に向かって学んだ貴重な時間であり、大切な思い出です。このように充実した学生生活を送れたのは、先生方のあたたかい指導と、大学職員の皆さんのていねいなサポートのおかげです。本当にありがとうございました。
最後になりますが、大学関係者の皆さまのご活躍、さらには兵庫大学、兵庫大学短期大学部のさらなる発展を念じ申し上げます。

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